【太閤さんぽ 4 】大阪城公園 この花の名前は? その名は「ハナニラ」

こんにちは、aoMaru'です。

大阪城公園を彩る花たち(その名前は?)第3回目は「ハナニラ」をご紹介します。

 早朝(5時〜7時台)のお散歩は静かで空気が澄んでいて気持ちがいいです。朝早くと言えど、体操をする人、マラソンをする人、犬のお散歩をする人、近隣のビジネス街へと公園を通り抜けて出勤する人、驚くことに精力的に観光を楽しむ外国人もいて、ひと気はあります。8時〜19時頃まで観光バスが大勢の外国人観光客を乗せてやって来ます。aoMaru'は人混みを避けて、いくつも伸びる小径をてくてくと綱渡りして気の向くまま歩きます。「ハナニラ」はそんな小径の一角に淡い薄紫の星型の花びらを風に吹かれて小さな宇宙を形成していました。ミルキーウェイ⭐️なんだか優しい気持ちになって鼻歌交じりで歩く怪しい人となりました😆

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ハナニラ花韮Spring starflower

学名Ipheion uniflorum ヒガンバナ科(ネギ亜科)ハナニラ

概ねのサイズ:地下に12〜20mmの鱗茎、草丈10〜30cm。

開花時期:春、2月〜5月

球根性多年草。イフェイオン、ベツレヘムの星とも呼ばれる。葉にはネギやニラのような臭いがする(名前の由来)。花は直径3〜4cm。白から淡紫、青色の6弁の花。3弁が上下に重なる。同じ名前で外見もよく似た食用の花ニラ(ネギ属)がありますが、こちらは食べられません。

 ベツレヘムの星と呼ばれていたのか。英語ではSpring starflower。そのまま日本語的に直訳したら、春、星、花😋 面白いっ!みんな思うことは同じなのね。

ベツレヘムの星

クリスマスの星とも呼ばれ、東方の三賢者にイエス・キリストの誕生を知らせ、キリストの生誕地ベツレヘム(現パレスチナ)へと導いた星。

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花ことば: 別れの悲しみ、耐える愛、恨み、愛しい人、卑劣

(撮影日 2016.03.31)

 花言葉はネガティブな言葉が並んでいますね。とっても綺麗な花なのになぁ。地面いっぱいに広がって群生している様を見ると、天国もこんな感じかしら。先にミルキーウェイと書いたけれど、日本語は天の川、天の川と言えば七夕、年に一度しか会えない織り姫とひこ星の物語。そうすると花言葉は的を得ているのだなぁ。

 単純にお散歩している時に見かけた花の名前を知りたいと思って調べ始めたのだけれど、生態やら由来やら思わぬことを知ったり考えさせられたりして勉強になりました。まだ大阪城公園に名前の知らない花がいっぱい咲いているので調べていこうと思います。気長にお付き合いくださると嬉しいな😆

 

 

2016411日からブログを引っ越しました。下記リンクです。

太閤さんぽ 8 以降

【太閤さんぽ 8 】この花の名前は? その花の名は『シロバナタンポポ』 – ♦︎ すこ亭のつれづれ草 ♦︎ kokoro ni hana wo