【太閤さんぽ 6 】大阪城公園 この花の名前は? その名は「ハナカイドウ」
こんにちは、aoMaru'です。
大阪城公園を彩る花たち(その名前は?)第4回目は「ハナカイドウ」をご紹介します。
小さな赤い蕾がたわわに青空に映える。さくらんぼ みたいで美味しそうと食いしん坊の私は近づいてゆきました😆 なんて愛らしいんでしょう。何輪か花を咲かせていて、ちょっと桜の花のように見えました。これからどんどんと花を咲かせて満開の頃にはまた違った雰囲気になるんだろうなぁ。花が散った後には小さな赤い実をつけることもあるようなのでお散歩の折には覗いて見てみよう。
ハナカイドウ(花海棠)
学名:Malus halliana バラ科リンゴ属 耐寒性落葉小高木
概ねのサイズ:高さ4〜8m
開花時期:4月〜5月
小枝の茎に垂れ下がるようにいくつもの薄紅色の花を咲かせる。花の咲いた後になる林檎のような小さな赤い実(2cm程)は食べられるが、結実しないことが多い。5〜10枚の花弁。直径3.5〜5cm。1サイクルで花弁の色が変わっていく品種がある(赤➡︎ピンク➡︎白)。
江戸時代に中国から渡来。丈夫で育てやすく庭木や盆栽として親しまれている。15世紀に渡来した実の大きな「実海棠」に対して花が美しいので「花海棠」と命名された。
海棠
棠は梨をさす。海を渡ってきた梨という意味。
花ことば:温和、妖艶、艶麗、美人の眠り
海棠の眠り未だ足らず (花ことばの由来)
眠が足りず酔いのさめきらない美人の艶めかしさを海棠の花に例えたもの。
唐の玄宗皇帝がほろ酔い加減で眠そうにしている楊貴妃の姿を見て言った言葉。中国ではカイドウを「眠花」と称し、美人の例えに用いられる。ただ中国では近縁種の本海棠をカイドウというため実際には違う植物である。
(撮影日 2016.04.02)
何輪か花が開いていましたが、全体は開花前のつぼみの状態です。
2016年4月11日からブログを引っ越しました。下記リンクです。
太閤さんぽ 8 以降
【太閤さんぽ 8 】この花の名前は? その花の名は『シロバナタンポポ』 – ♦︎ すこ亭のつれづれ草 ♦︎ kokoro ni hana wo